解析データについて、ご紹介いたします。
解析データについて
①総合評価点数
②トレンド評価
③バランスマップ
④測定時間
⑤歩行プロファイル
⑥生データ
⑦複数のデータを比較できます
⑧プリント
それぞれ、紹介していきます。
①総合評価点数
AYUMI EYEでは、測定した歩行データを下に歩行の総合評価をすることができます(V3.0からの機能です)。
総合評価は、推進力・バランス・リズムの3つの要素点数より導出されます。
②推進力・バランス・リズム
AYUMI EYE(medical)は、主に推進力・バランス・リズムの3軸を指標に歩行分析します。
点数化された数字から歩行の評価を行い、分析します。
推進力では前に進む力(速度と歩幅)をみています。バランスでは、歩行中の左右のバランスをみています。リズムでは、1歩1歩のリズムが一定かをみています。
③バランスマップ
歩行中に取得した前後・左右の加速度データを2次元の等高線で示しています。
色が赤いほど、その方向に力が加わる時間が長いことを示しています。
全体の形状を見ることで、力のかかり方の癖をみることができます。
④接地時間
左右の各ステップにかかる時間を識別で表示することによって、歩くテンポを可視化しています。
⑤歩行プロファイル
上下方向加速度の歩行1ストライド分(左ステップ+右ステップ)に相当する波形を検出し、複数ストライドを重ね合わせることで、被験者特有の波形を解析します。
また、標準偏差の大きさを赤いバーで表示することで、歩行周期のどのフェーズでばらつきが大きいのかを観察することができます。
⑥生データ
上下・左右・前後方向加速度の生データを閲覧することができます。
⑦複数のデータを比較できます
アプリ内では、データ一覧で選択した情報をグラフで確認することができます。
■グラフ化されるデータ項目
・総合評価点数:総合評価の点数
・推進力(点):前に進む力
・バランス(点):左右のバランス
・リズム(点):1歩1歩のリズム
・歩行速度(m/s):歩く速さ
・歩幅(cm):1歩の大きさ
・ダイナミズム・上下加速度標準偏差(g):いかにダイナミックに歩けているか
・RMS・Root Mean Square(1/m):身体の揺れ
・歩行周期ばらつき(秒):1歩周期の時間ばらつき
⑧プリント
印刷機器と接続されている場合、直接プリントすることができます。
下記の表式でプリントされます。