小刻み歩行の原因や具体的な症状、予防法やリハビリ方法についてご紹介

温暖な陽気になり、これからの季節、日常生活に加えて散歩等で外出する機会も多くなります。

ところがご自身や身の回りで、歩幅が以前と比べ狭くなってしまい歩行が困難になった、非常に頼りない歩き方になったという方はいませんでしょうか。

心当たりがある方は、「小刻み歩行」が原因かもしれません。

今回の記事では、その「小刻み歩行」について原因や予防法を詳しく解説いたします。

小刻み歩行とは

歩行時に起こる歩行障害のうちの1つで、歩行の際、歩幅の間隔が狭い状態での歩行を行うことを「小刻み歩行(こきざみほこう)」と言います。

小刻み歩行の主な原因

小刻み歩行となってしまう原因としては、主に以下の脳血管障害などが挙げられます。

・水頭症(すいとうしょう)

・パーキンソン病

・多発性脳梗塞(たはつせいのうこうそく) など

もちろん、身体的外傷が原因となる場合も考えられます。

小刻み歩行の予防とリハビリ方法

小刻み歩行の予防やリハビリには、これらが効果的と言われています。

①普段から腕を大きく振り上げ、足やひざを上に持ち上げるようなイメージで歩くことを心掛ける。

②ご自身で「1、2、1、2、1、2」と、声を出しリズムをつける感覚で歩く。

万が一、焦って転倒してしまいそうになった場合は、そばにある頑丈な物に掴まり、一度心や気持ちを落ち着けましょう。

小刻み歩行の改善と注意点

すでに小刻み歩行に該当する方、小刻み歩行になってしまった方も、上記の予防方法を繰り返し行う事で、解消や改善、回復が期待できます。

しかしながら、歩行時で行うにあたり、いくつか注意点があります。

・しっかりと背筋を伸ばし、顔を上げます。

・歩き出しの際は、歩幅を大きくとるイメージで、腕を大きく振り上げて歩き出します。

曲道に差し掛かった時は、大きく弧を描くイメージで曲がるように心掛けます。

・ゆっくりと呼吸をし、緊張せずリラックスしながら心を落ち着いて歩きます。

無理に焦らず、ご自身のペースに合わせた上で行うことが大切です。


まとめ

今回は歩行障害の1つ、「小刻み歩行」について紹介をさせて頂きました。

歩行障害における、歩行分析を行う際は、ご自身や身の回り方が、現在どのような歩行をしているか、状態や姿勢は問題ないかを確認するだけではなく、その原因や改善方法、予防をしっかり探していく必要があります。

逆に言えば、歩行分析をしっかりと行うことで、歩行診断の一助となるだけでなく、リハビリテーションの方向性を決めていく力強い武器になります。

AYUMI EYEは腰に専用ベルトを使用した上で装着し、10mほど歩くだけで、正確な歩行能力の評価や診断をを行うことが可能です。

是非、この機会に歩行分析についても考えてみていただけたらと思います。


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測定者の評価の効率が上がるとともに、ご利用者様にもその場で結果を共有できるため、歩行の改善や歩行補助具の選定があっているのか、互いに確認することができます。

簡便な操作で分かりやすい結果をフィードバックできるAYUMI EYEを使用し、歩行分析を行ってみてはいかがでしょうか。

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歩行推進力とその改善方法
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歩行時のバランスの重要性と改善方法 著者:佐藤洋平(EHA監修)
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