歩行分析で若々しく!アンチエイジング効果

若々しい姿を作り出すために運動が効果的ですが、運動のなかでも歩行はアンチエイジングにおすすめです。

 

今回こちらの記事では、アンチエイジングと歩行の効果について詳しく解説します。

また、アンチエイジングの効果を引き出す歩き方や正しい歩行を支える歩行分析についてもご説明します。

ぜひ、こちらの記事を参考にしていただき、いつまでも若々しい姿を維持していきましょう。

 

アンチエイジングと歩行の関係性

アンチエイジングに運動を行うことは、症状の予防や改善、ADLやQOLの維持などさまざまな効果が期待できます。

また、運動のなかでも歩行などの有酸素運動を多く取り入れることがアンチエイジングに有効です。

 

今までの研究でも、歩行などの有酸素運動を取り入れることは、動脈硬化の予防や認知機能の維持などに有用であることが示されています。

なお、有酸素運動はいくつかありますが、アンチエイジングの効果を出すには継続が必要です。

そのため、誰もが体力や生活環境に応じて続けられる歩行は、アンチエイジングにおすすめの運動と言えるでしょう。

 

(引用;アンチエイジングにおける運動療法の位置づけ)

(引用;アンチエイジングに対する運動の効果に関する研究)

歩行によるアンチエイジングのメリット

次に、歩行によるアンチエイジングのメリットについてご説明します。主に下記のようなメリットが挙げられます。

 

・抗酸化作用

・骨量が増える

・免疫力が高まる

 

それぞれについて詳しく解説していきます。

抗酸化作用

私たち人間は呼吸によって大量の酸素を体内に取り入れており、その約2%が活性酸素になると言われています。

この活性酸素は殺菌力が強く、体内で細菌やウイルスを撃退する働きがあります。

 

しかし、活性酸素が増えすぎると正常な細胞や遺伝子も酸化してしまうのです。

そのため、歩行のような軽めの運動は、抗酸化酵素の働きを高めて、体の酸化をおさえてくれます

なお、激しい運動をすると呼吸量が急増して活性酸素の発生を促してしまうため、歩行が丁度良い強度になります。

 

(引用;vol.2 活性酸素を減らす生活術)

(引用;歩行(ウォーキング)のすすめ)

(引用;なぜ歩く人は健康なのか? ウォーキングの9つの効果まとめ)

骨量が増える

歩くことは、加齢で衰える骨量を増やすことが可能です。

歩行を続けていると、骨から出る善玉ホルモンであるオステオカルシンが分泌されます。

 

このオステオカルシンは、男性ホルモンであるテストステロンの分泌を促す効果があります。

なお、テストステロンは分泌が悪くなると心身の機能低下から老化を加速させてしまい、骨量と筋量に影響がでてしまう重要なホルモンです。

そのため、歩行でテストステロンを増やしていくことがアンチエイジングにつながります。

 

(引用;なぜ歩く人は健康なのか? ウォーキングの9つの効果まとめ)

(引用;体を動かして骨密度を高めよう ~ティーペック健康ニュース)

免疫力が高まる

歩くことを習慣化することで免疫力が高まり、強い体を作ることが可能です。

米国で発表された研究では、1日に約45分のウォーキングを週5日続けることを推奨しています。

 

理由としては、ウイルスや細菌を撃退するナチュラルキラー細胞の循環を高めて、体の免疫システムを向上させる効果があるからです。

なお、歩く際の強度は体温が徐々に上がりやすくなるように、軽く汗をかく程度を意識すると良いでしょう。

 

(引用;運動の血糖を下げる効果 風邪やインフルエンザの予防にも有用)

(引用;なぜ歩く人は健康なのか? ウォーキングの9つの効果まとめ)

アンチエイジングに効果が期待できる歩き方

歩き方を工夫することでアンチエイジングの効果を高めることが可能です。下記のようなことを意識して歩きましょう。

 

・歩幅を大きくする

・速く歩く

・歩数を増やす

 

それぞれの歩き方を詳しく解説します。

歩幅を大きくする

歩幅を大きくする効果は、今までの研究でも発表されています。

65歳以上の高齢者では、歩幅を広くして速足で歩いている人は認知症の可能性が低くなったのです。

 

なお、歩幅を広げて歩いた場合、体幹がぶれて不安定な歩き方になることがあります。

そのため、無理なく広い歩幅で歩くためには、お尻の穴をきゅっと締めて立つことがおすすめです。

そうすることで、骨盤が立ち上がり、背筋が伸びて股関節の可動域が広くなります。

 

また、腕を後ろに引くことを意識すれば自然と歩幅が広がります。

 

(引用;広い歩幅での歩行は、カラダだけでなく、脳機能の低下も防ぎます)

(引用;歩幅を広げれば、認知症は防げる)

速く歩く

速く歩く運動を続けることで、健康増進や体力アップなどアンチエイジングに効果的です。

ある研究では、全速力の7割以上の早歩きは筋力アップに効果があることがわかっています。

なお、全速力の7割以上のスピードの感覚としては、ややきついと感じる速さになります。

 

また、早歩きと普通歩きを組み合わせる方法もおすすめです。

早歩きから普通歩きに変わるときに血管が拡張し、血管若返り物質の一酸化窒素が出るため、血圧低下につながります。

 

(引用;走るのと同程度の効果! 「ファストウオーキング」が老いを防ぐ)

(引用;体脂肪を燃やし、若返る「オン&オフ ウオーク」)

歩数を増やす

毎日8000歩以上歩くことが死亡率の低下につながるという報告は、これまで複数の研究でも示されています。

また、ある研究では8000歩以上歩く日数と死亡率の関係を調べたデータが参考になります。

 

その研究では、20歳以上の約3000名の男女対象に約10年間にわたりフォローアップを行いました。

その結果、8000歩以上歩く日は少なくとも週に2〜3日維持することが、死亡率低下に有効であることがわかったのです。

そのため、毎日歩くことにこだわるよりも、無理のないペースで習慣にすることがアンチエイジングに重要であると言えます。

 

(引用;健康長寿のための適正運動量(歩数))

まとめ

 

今回は「歩行分析で若々しく!アンチエイジング効果」についてご説明しました。

この記事で紹介しました正しい歩行と歩き方の工夫を実践しながら、アンチエイジングの効果を高めていきましょう。

また、歩行によるアンチエイジングの効果を高める前提には正しい歩行の習得が必要不可欠です。

 

そこで最後に、アンチエイジングの効果を高める正しい歩行を習得するために効果的な「AYUMI EYE」をご紹介します。

AYUMI EYEは、正しい歩行に必要な「バランス」「リズム」「推進力」を正確に測定・評価することができるデバイスです。

加速度センサーを腰部にベルトで装着し、6〜10m歩くだけで現在の歩行状態を正確に見える化して分析することが可能です。

ぜひ、歩行分析を活用しながら、正しい歩行の習得とアンチエイジングを目指していきましょう。

 

(参考資料)

引用;アンチエイジングにおける運動療法の位置づけ

引用;アンチエイジングに対する運動の効果に関する研究

引用;vol.2 活性酸素を減らす生活術

引用;歩行(ウォーキング)のすすめ

引用;なぜ歩く人は健康なのか? ウォーキングの9つの効果まとめ

引用;体を動かして骨密度を高めよう ~ティーペック健康ニュース

引用;運動の血糖を下げる効果 風邪やインフルエンザの予防にも有用

引用;広い歩幅での歩行は、カラダだけでなく、脳機能の低下も防ぎます

引用;歩幅を広げれば、認知症は防げる

引用;走るのと同程度の効果! 「ファストウオーキング」が老いを防ぐ

引用;体脂肪を燃やし、若返る「オン&オフ ウオーク」

引用;健康長寿のための適正運動量(歩数)

 


歩行解析デバイスAYUMI EYEで歩行分析

AYUMI EYEはご利用者様の腰に専用ベルトを用いて装着し、10m歩くだけで評価を行うことが可能です。

バランスや歩行速度などがその場でiPad専用アプリにて解析され、結果が点数・マップ化してすぐに見ることができます。

測定者の評価の効率が上がるとともに、ご利用者様にもその場で結果を共有できるため、歩行の改善や歩行補助具の選定があっているのか、互いに確認することができます。

簡便な操作で分かりやすい結果をフィードバックできるAYUMI EYEを使用し、歩行分析を行ってみてはいかがでしょうか。

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AYUMI EYE PREMIUM COLUMN第2弾
歩行時のバランスの重要性と改善方法 著者:佐藤洋平(EHA監修)
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