実際にAYUMI EYE medicalを現場で導入いただいた、苑田会人工関節センター病院 理学療法士の田中友也さまに、AYUMI EYEを知っていただいたきっかけや、使用感、現場スタッフさまの感想など、 インタビューを行いました。
まず「苑田会人工関節センター病院」さまについて教えてください。
名前の通り人工関節専門の病院であり、主に人工膝関節置換術(TKA)・人工股関節全置換術(THA)を受ける患者様が多く来院されます。
また、東京都で初めての人工関節とスポーツ整形の専門施設でもあり、最新の手術を受けることが可能な日本で数少ない施設の一つです。
手術件数も日本一を争うほど多いので、当院のリハビリテーション科では、日本一の人工関節リハビリテーションを行うことをミッションとして頑張っています。
導入の決め手を教えてください?
まず、患者様の歩行評価をした上で、解析結果を観ながら患者様にフィードバック(コミュニケーションツールとして)が行えることです。
とても興味深いデバイスだと思いました。
さらに、歩行評価を行うことで科内の業績を向上できることが決め手ですね。
すぐ解析が終わるので、リハビリの時間を圧迫しないところも良いと思ったので導入しました。
導入はスムーズに行えましたか?
当院では比較的スムーズに行えたと思います。
元々の業務として術前・術後退院前に定期評価をしていたので、その業務に1~2分で行えるAYUMI EYEでの歩行評価を増やすだけで済みました。
また、従来の機器のような大掛かりな計測ではなく、準備や手間はかからず、解析結果を簡単にプリントアウトできるので、業務量としてはほとんど変わらなかったです。
日頃から定期評価する習慣(下地)があったのも関係していると思いますが、スタッフや患者さまからも特に不満などはなかったと思います。
オペレーションの中でどのようなタイミングや頻度で測定していますか?
現在は退院前に測定し、現状の歩行機能を成果としてお伝えしています。
その時には、「歩行速度が遅いから、続けてリハビリを頑張ってください。」など、お伝えして退院後リハビリの動機付けとしても活用しています。
今後は術前・術後数ヶ月後なども測定して研究にも活かしていきたいと考えています。
導入したことによるメリットは何でしょうか?
簡単に測定できて業務量がほぼ増えないことと、すぐに解析結果が出て患者さまにフィードバックでき、さらに報酬の算定もできるところです。
今までの仕事量とほぼ変わらない状態でこれだけのメリットがあるのはありがたいですね。
導入の効果や利便性、ご利用者様の反応は?
患者さまにプリントアウトをしてお渡しすると、今までのリハビリの成果を可視化できるので大変喜ばれます。
さらに、歩行評価の結果を数値やバランスマップなどの指標を用いて説明することができるので、コミュニケーションツールという意味でもすごく便利だと思います。
AYUMI EYEをご検討している方に一言お願いします。
導入するにあたって負担はほとんどなく、リハビリ業務の評価の一環として使用できます。
また、そのデータも残していける(CSVでの出力)ので数字をまとめて学会発表にも利用できると思います。
また、リハビリ科としての成果を示すことも比較的簡単にできますので、リハビリの業績UPとして検討してみるのにもおススメします。
歩行解析デバイスAYUMI EYEで歩行分析
AYUMI EYEはご利用者様の腰に専用ベルトを用いて装着し、10m歩くだけで評価を行うことが可能です。
バランスや歩行速度などがその場でiPad専用アプリにて解析され、結果が点数・マップ化してすぐに見ることができます。
測定者の評価の効率が上がるとともに、ご利用者様にもその場で結果を共有できるため、歩行の改善や歩行補助具の選定があっているのか、互いに確認することができます。
簡便な操作で分かりやすい結果をフィードバックできるAYUMI EYEを使用し、歩行分析を行ってみてはいかがでしょうか。
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