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6分間の歩行テスト(6MWT)のメリットや評価する疾患とは?

6分間の歩行テスト(6MWT)のメリットや評価する疾患とは?

運動耐容能を評価する検査で使われている6分間歩行テスト(6MWT)

6分間歩行テストは、他の運動負荷試験と比べても検査が簡便なため、さまざまな場面で活用されています。

今回は、6分間歩行テストのメリットやデメリット、さらには運動耐容能についても詳しく説明していきます。

 6分間歩行テストがどのような疾患や場面で使われているのか、また歩行能力にどのように貢献しているのか見ていきましょう。

6分間歩行テストとは?

6分間歩行テストは、1985年にGuyattらによって運動耐容能の評価法として最初に提唱された運動負荷試験です

基本的なやり方は、検査対象者に30mの平坦な直線コースを6分間でできるだけ速く、長い距離を往復歩行してもらい、その歩行距離を測定します。

また、歩行の前後でバイタルなどを測定し評価していく検査方法になります。

引用元:ハートリハブログ 6分間歩行テストとは

引用元:呼吸リハのすすめ 運動負荷試験①運動負荷試験とは?運動負荷試験の目的・適応と禁忌、運動負荷試験前のチェック項目について

6分間歩行テストと運動耐容能の関係性

運動耐容能とは、身体がどのくらいまでの運動や負荷に耐えられるのかの能力です。

持久力や有酸素能力なども含まれており、心臓や肺、筋肉など全身の機能を測る指標として広く採用されています

また、運動耐容能が低下することは、次のような生活に関わる要素に大きく影響していきます。

  • ・リハビリ患者の移動能力(※詳しくはコチラ またはコチラ
  • ・日常生活動作(ADL)(※詳しくはコチラ
  • ・生活の質(QOL)(※詳しくはコチラ

など なお、下記のようなケースが運動耐容能が低下している状態です。

  • 激しいスポーツで身体に取り入れる酸素量が多くなり、それ以上運動を続けられない状態に達したとき
  • 心疾患や呼吸器疾患の患者が、疾病などによる運動制限で心肺機能や筋力低下などが生じたとき
  • 脳血管や整形外科疾患の患者に脱調節が生じたとき

上記のなかでも病気に関わる運動耐容能が低下している状態は、生活にも大きな影響を与えるため、適切な運動療法で上げていくことが必要です。

そこで、運動耐容能を評価する検査の一つとして、リハビリ評価などに使われているのが6分間歩行試験になります。

引用元:呼吸リハのすすめ 運動負荷試験②6分間歩行テスト~一般的な方法、利点と欠点~

6分間歩行テストのポイントと評価基準

6分間テストの歩行中は、対象者への声かけが重要な要素の一つになります。

また、声かけは決まった言葉があり、それ以外の声かけはしないのが特徴です。

さらに、歩行中は立ち止まったり、壁にもたれかかったりしながら、休むことは問題ありません。

歩行困難で中断する場合は、理由や時間、距離を記録して検査終了となります。

下記の6分間歩行テストの距離と生活範囲の目安を参考にしていきましょう。

また、最初の1分間と最後の1分間の走行距離を比較することで、疲労が個人にどの程度影響を及ぼしているかを測ることもできます。

引用元:医療法人社団倫生会 みどり病院 6分間歩行試験(6MWT)~できるだけ長く歩いて下さい
引用元:JHospitalist Network 6分間歩行試験

6分間歩行テストが活用されている主な疾患

神経筋疾患では、定期的に6分間歩行テストを導入して変化を把握しています。

主に、下記のような疾患に使われています。

  • ・デュシェンヌ型/ベッカー型筋ジストロフィー
  • ・脊髄性筋萎縮症
  • ・シャルコー・マリー・トゥース病
  • ・重症筋無力症

また、先行研究では、6分間歩行テストが神経筋接合部のあらゆる機能不全を特定できることを発見しています。

さらに、呼吸循環器系分野の先行研究においても、歩行速度と下肢筋力において有意な関連性があることを報告しています。

6分間歩行テストのメリットとデメリット

次に、臨床や研究において広く用いられている6分間歩行テストのメリットとデメリットを整理していきましょう。

メリット

  • ・高価な機器が必要でないこと
  • ・測定法が容易であること
  • ・患者が受け入れ易い
  • ・日常生活の運動能力がどの程度かわかる
  • ・どの程度の歩行速度が適当であるかわかる
  • ・呼吸器疾患の重症度がわかる
  • ・リハビリや薬による治療の効果がわかる

など

デメリット

  • ・声かけの有無や歩行路の長さ、測定回数などにより歩行距離に影響がでてくる
  • ・測定方法の相違により歩行距離が変化してくる
  • ・多施設間での比較は難しい

なお、すでにカイドラインが用いられており測定方法の標準化が行われていますが、再現性などに関する報告がまだまだ少ないのが現状です。

引用元:健康をとり戻す応援サイト OGスマイル 歩くことで呼吸機能を測定できる、6分間歩行テストとシャトルウォーキングテストをリハビリの評価手段として比較

まとめ

今回は「6分間の歩行テスト(6MWT)のメリットや評価する疾患とは?」についてご説明しました。

さまざまな疾患に対応している6分間の歩行テストは、どこでも容易に評価ができる大変便利な歩行検査方法です。

その反面、環境や検査状況などが変化すると、再現性に疑問がでてくることもあります。

そこで、歩行の運動効果を正確に分析できるデバイスであるAYUMI EYEをご紹介します。

AYUMI EYEは歩行時の加速度データに基づき歩行機能を「推進力」「バランス」「リズム」の3点から分析・評価ができるデバイスです。

効果的な身体機能測定として、現在でも医療分野や介護施設などで幅広く活用されています。

そして、多くの利用者の自己肯定感の向上やコミュニケーション創出にも役立っています。

せび、今回お伝えしました6分間の歩行テストの評価基準やAYUMI EYEを活用しながら、いつまでも歩く力を維持・向上していきましょう。

(参考資料)
6分間歩行試験(6MWT)~できるだけ長く歩いて下さい~
【2022年版】6分間歩行テストの評価方法とエビデンスは?統合失調症患者に対する有用性に関するリハビリ論文サマリー
近畿中央呼吸器センター 診療部


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AYUMI EYEはご利用者様の腰に専用ベルトを用いて装着し、10m歩くだけで評価を行うことが可能です。

バランスや歩行速度などがその場でiPad専用アプリにて解析され、結果が点数・マップ化してすぐに見ることができます。

測定者の評価の効率が上がるとともに、ご利用者様にもその場で結果を共有できるため、歩行の改善や歩行補助具の選定があっているのか、互いに確認することができます。

簡便な操作で分かりやすい結果をフィードバックできるAYUMI EYEを使用し、歩行分析を行ってみてはいかがでしょうか。

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